京都&兵庫8人9脚旅行記

ろ〜るきゃべつの両親(以後:両親又はお父さん、お母さん)の金婚記念で、ろ〜るきゃべつの姉一家(以後姉一家又は兄、姉、姪)と協力して両親を旅行に連れて行こうということになりました。行き先は、安価に利用できる宿泊施設が京都にあるということで、京都になりました。
時期も時期ですし、もしかしたら桜の咲いたいい景色が見られるかもと思いながら、自分達が特に見たい所を何箇所か抽出し、そこへ行くとして姉一家宅を中継地点に、またまた車で行きました。
今回は姉一家も一緒なので、車2台で京都へ行き、そして京都で2泊することにしました。
そして、YAMAの家は京都で姉一家と分かれて、神戸も少し観光するという3泊4日の人数多めのプチ旅行を紹介します。
(2014年3月27日(木)から30日(日))

icon 3月27日(木) 3月28日(金) icon 3月29日(土) icon 3月30日(日)


姉一家宅の朝

なんとか6:00起き。YAMAの家としてはちょい早めの動き出しです。時期を考えると、本当はもっと早く出発をと言われていましたが、なかなか難しかったので、できるだけの早起きです。まだまだ朝は寒くて、吐く息が白かったり、車は雨が降ってないのに露のおかげでシャワーを浴びたかのようでした。
高知ではソメイヨシノは満開を迎えていましたが、こちらではまだまだこれからのようです。
今回も朝ごはんは車中でということになっていたので、食事をせずに姉一家宅を姉一家と共に出発して、まずは両親をホテルに迎えに行きます。


両親を迎えに

姉宅からちょっと離れた所にあるホテル。どうやらロビーで早くから待っていたようです。なんでも、普段であれば20:00に寝て3:00には起床するらしいので、どんだけ待ったことだろうと変に心配をしてしまいました。
我が家がもっと早く行動できれば違っていたと思いはしますが..。
我が家の車には姪が乗り、両親は姉一家の車に乗ることになりました。


コンビニで朝ご飯

両親と合流したら、朝食を調達する為にコンビニに向かいます。この後走行することになる神戸淡路鳴門自動車の鳴門IC近くのお店に入りました。
当初走行しながらの食事を考えていましたが、両親の希望で駐車場に停車した状態で食べることになりました。
お腹を満たしたら京都に向けて出発です。


いきなりのトイレ休憩

淡路南PA 淡路南PA展望台
予定どおり鳴門ICから神戸淡路鳴門自動車にのり、ちょっと長めの高速道路の旅になりますが、淡路島に入ったら、PAに寄ることになっていました。これまでなら、淡路SAでの休憩でしたが、今回は手前の淡路島南PAです。
初めて立ち寄る所だったので、トイレ以外にも少し散策しましたが、展望が良いらしく、階段で建物の屋上まで上がれるようになっていましたが、結構階段を上るようになっていたので、途中で諦めました。(汗)
トイレを済ませたら再出発です。


やっぱり壮大な眺めを作る明石大橋へ

神戸淡路鳴門自動車をひたすら北上していきます。この途中で、姉一家の車とは、途中で別れてそれぞれのペースでの走行になっています。目的地は決まっているので、待ち合わせ場所で合流です。
さて、今回は淡路SAで停まらずに、明石大橋へ突入です。
明石大橋はこれまでと変わりなく大きく、海の上を走行しているという不思議な感覚を味わいながら、眼前には建物の立ち並ぶ本州が目に入り、いつもながらに壮大な眺めを作り出しています。
この橋は間違いなく人間が作り上げたものであることを考えると、単純に人間て凄いなと思えてきます。


初めて走行する高速道路を目指して

高速道路での移動は続きます。今回は京都が目的地なので、垂水JCTもそのまま通り抜け北上していきます。
三木JCTで山陽自動車道に乗り換え、進路を東に変えて進み、さらに神戸JCTで中国自動車に乗り換えます。これまでは比較的道路は空いていましたが、中国自動車道では道幅があるのに、走行している車は多めです。
しかし、こんなに車線の多い高速道路は、四国にいたら考えられません。
先の休憩からちょっと時間が経過しているので、比較的大きめだろうと思われた西宮名塩SAで一旦休憩をとることにしました。


初めての西宮名塩SAで

トイレ休憩で立ち寄ったこのSA。駐車場に入って大型のトラックの台数が多いのに驚きます。その他乗用車も合わせて駐車場は一杯です。
当然建物の中も一杯なので、さらっと見て次を目指します。でも、新しい場所というのはSAであってもなんとなくワクワクするものです。


さらに初めての桂川SAで合流

YAMAの家が西宮名塩SAでトイレ休憩をしている間に、後方を走行していた姉一家が先に進んだようです。途中連絡が入ってそのことが判明。
立ち寄る予定のSA、桂川SAに向かって走行していきます。特に渋滞もなく、途中吹田JCTで名神高速道路にのりかえ桂川SAに到着。建物の中で姉一家と合流しました。
ここも初めてですので、当然建物内を散策。一通り見て終わってから2台で再出発です。


混み混みの京都市内

名神高速道路を京都南ICで下りて京都市内に向けて走行します。
本日は、最初に清水寺に行くことにしていたので、途中から道路を鴨川東岸の南北の道にし北上します。その両脇に桜の木が植栽されていますが、咲いているのは枝垂れ桜で、おそらくはソメイヨシノと思われる木は、1割も咲いていません。
これはいいとして、とにかく道路が混んでいます。なかなか進みません。そんな中をノロノロと進み、四条通りに交差する所で東に折れ八坂神社に向かいます。最初に八坂神社に来たのはというと、ここに地下駐車場があるからです。
八坂神社に突き当たると、ここを左折して駐車場に向かいます。心配していた駐車場の空き具合は全く大丈夫な状態で、胸を撫で下ろしました。


清水坂までバス移動

四条通り 八坂神社
八坂神社からは、大通りに出てバスに乗りました。これで清水坂の所まで行きます。バスも比較的混み気味で『乗れるかな。』と思いましたが、なんとかなるもんです。バスに乗るのなんて久々のことなので、乗車料金の支払いシステムが分かりません。乗る時に他の人の様子を見ていましたが、やはり乗る時には払ってなかったので、下りる時だということが分かりました。(汗)
実は、乗る前に料金が分かったので、両替が嫌だと準備をしようとしていました。こういう時って無かったりするんです。小銭が無いと少し焦りましたが、みんなのをかき集めたら、なんとか人数分間に合ったので助かったのでした。


清水坂を歩く

清水坂 清水坂に入るとすぐに人混みが待っていました。平日なのに人が多いなと思いながら清水寺を目指して歩いていきます。歩いていく中でお土産物屋を覗きつつ、周囲の人々を見てみると、それらしい人もそう見えない人も、話している言葉に外国語が目立ちます。結構な割合で外国の方がいらっしゃっているようです。
ゆっくりとはいえ、坂なので上るのは結構疲れます。上りきってホッとしてました。


清水寺で  icon HP

仁王門の清水坂側から 仁王門
清水坂を上りきった所から、赤い仁王門が見られます。門はあるのですが塀などは無いので、なんだかポツンと建っているように見えます。そして、近くに何本かの、おそらくは枝垂れ桜に花が満開と言っていい位咲いているのでいい眺めを作っています。また、高台のようになっていて、京都市内を一望できるので、桜と相まって記念撮影には良い所です。
もうすぐ拝観料受付 道順に従って歩いていく訳ですが、朝倉堂は工事中でややルートが変わっているようです。いくつか建物があるのですが、目指すは有名な清水の舞台がある本堂です。本堂へ行くには拝観料を支払う必要があります。
子安道と舞台 お参り
舞台から本堂を望む 舞台から阿弥陀堂などを望む
本堂の中にも入る人々が居たようですが、普通に靴を脱がずにお参り。そして、舞台へ行きます。当然記念撮影もしましたが、舞台から下を見ると結構な高さがあります。でも、視線を上げると、子安塔が、やや右に視線を振ると京都市内を眺めることができます。
地主神社 縁結び
地主桜 商売繁盛
舞台の後は地主神社に行ってみます。
ここは縁結びの神様として有名なようですが、私にとって興味深いのは日本に1本しかないと言われる1本の木に八重と普通の花が咲く桜の木があることでした。この桜にまつわる話を立て看板に書いてあったりします。YAMA.Rとじっくり読んでしまいました。
京都タワーと舞台 舞台
下段散策路から阿弥陀堂などを望む 音羽の滝
見上げる舞台 後は順路に従って進んでいきますが、舞台を違う角度から眺めてみるとまたこれがいいもので、記念撮影をしながら移動していきます。ただ、ちょっと残念なのは工事中の為にその風景が入ってくること。道なりに進んで、音羽の滝そして舞台の真下にきました。ここで舞台を見上げてみると、これまた迫力のある風景を見ることができます。舞台下の木の組方に迫力があります。


昼食は清水寺のそばでそばを..

もみじそば もとの清水坂に戻って記念撮影をした後、お昼の時間になったので、近くにあったそば屋にゾロゾロ入りました。大人数でも座れる席が空いていてラッキーな感じです。
お店はちょっと奥まった所まで入って行くのですが、そこには屋外の席もありながら全体的にはオープンな雰囲気で、木々を眺めながら、近くを流れる小川のせせらぎを聞きながら食事をすることができる所でした。
元々食にはこだわらないのですが、京都でそばといえばどうやらにしんそばらしいです。でも、私はきつねそばにしてしまいました。


清水坂、三年坂、二年坂と散策

清水坂を下りながらお土産を探してみます。お土産の定番八ツ橋はあちらこちらで販売されていますが、中に試食のできるお店があり、にぎわってもいたので、どんな八ツ橋があるのだろうかとお店に入ってみました。
店頭ではお茶を配っていたります。甘い八つ橋にはちょうどいいでしょう。主体は生八ツ橋で、通常の餡子の物から、チョコバナナ、季節柄サクラというものもありました。その他あったと思いますが、忘れてしまいました。でも、何種類か試食して店を出ました。やっぱりおいしいです。
三年坂の枝垂れ桜 三年坂
画像:三年坂
二年坂入り口 二年坂
画像:二年坂
次の目的地の関係で、清水坂から三年坂に入ります。こちらでも、お店などを見ながら二年坂に入り歩いていきます。
この辺りでは、人力車を見かけます。お客さんを見つけるのに、ルート図なのでしょうか、それを持って説明している姿をみました。乗る事は無かったのですが、京都には似合いますし、格別の雰囲気を味わうことができるのではないかと思いました。


京都霊山護国神社で幕末の志士に会う  icon HP

護国神社への道から 護国神社へ
二年坂を歩いていくと高台寺に行き着きます。ここで二手に別れることになりました。姉夫婦と両親は高台寺に向かい、YAMAの家は京都霊山護国神社に向かいます。目的は坂本龍馬さんと、中岡慎太郎さんに会いに行くことです。少し坂道を上っていくのですが、到着するとここでも工事をしていました。
護国神社 ここから上る
かなり前に一度来たことがあるのですが、全くピンときません。で、周囲を見回して龍馬さん達が眠る場所を探します。そうすると、神社などには不釣合いな物が設置されているのに気が付きます。どうやらそこから目的の場所に行けるようです。
不釣合いな物とは、機械で動くゲートです。龍馬さん達に会いに行くのには入場料と言っていいのでしょうか、支払う必要があります。しかも100円玉で..。ということでお決まりなパターンで100円玉が無く、うまい具合に近くにある自動販売機で飲み物を購入して100円玉を準備しました。
ゲートを通る時に、大人料金・こども料金があり、こども料金時のみ大きな音声で「こども料金です。」と機械が喋りちょっとびっくりします。(笑)
案内板 並ぶお墓
階段を道なりに上がっていくと、斜面にはたくさんの墓石が並んでいる景色が目前に広がります。龍馬さん達だけでなく、幕末の長州藩などの多くの方がここで眠っているようです。
長州藩の方々のお墓 長州藩の方々のお墓2
画像左:高杉晋作さん、来嶋又兵衛さんのお墓 画像右:久坂玄端さんのお墓
木戸孝允のお墓 幾松のお墓 吉村寅太郎のお墓
画像左:木戸孝允さんのお墓 画像中:幾松さんのお墓 画像右:吉村寅太郎さんのお墓
途中の案内で知ったのですが、長州藩ということで、桂小五郎さんとその奥さんの幾松さんのお墓や、久坂玄瑞さん、高杉晋作さん、来嶋又兵衛さんのお墓などもありました。そして、高知に関係ある人では、吉村寅太郎さんのお墓もありました。
坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓 坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓
画像:両方とも坂本龍馬さんと中岡慎太郎さんのお墓です。
坂本龍馬・中岡慎太郎のミニ像 坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓前の眺望
画像左:お墓のそばの2人の小さい像。 画像右:2人のお墓の前からの眺望。
目的の龍馬さんと慎太郎さんのお墓は並んであり、全体的な中央部分のわかり易く、また前が開けて眺めの良い場所に設置されています。お墓のそばには2人の小さな像がありました。
お墓の様子は以前とあまり変わりがないような気がするのですが、以前来た時には瓦に、メッセージが書かれた物が置かれていました。それが修復用だったのか、なんなのかは分かりませんが、その時のメッセージにとても好きな物があって記憶しています。今回は私が希望して来たのですが、あまりこれという感情は起こってきませんでした。
知っている有名人のお墓を見たり撮影したりお参りしたりしたのですが、一番立派なのは桂小五郎さんとその奥さんのお墓でした。ここにあって別格なお墓になっていました。


一旦八坂神社へ

坂本龍馬・中岡慎太郎の像 枝垂れ桜
一旦高台寺で姉一家と両親と合流して駐車した八坂神社を目指して歩きます。八坂神社では、龍馬さんの像があるのはもちろんですが、その脇に大きな枝垂れ桜がとても綺麗に咲いていました。当然記念撮影です。
花見の時期なので、出店モロモロの準備がされていました。桜がたくさんありそうなので、全部が咲くとさぞ綺麗だろうなと思いつつ、通過して四条通りへ向かいます。


歩いてお茶しに

シックなローソン八坂神社の西側から西へ伸びる四条通り。この角には色の違う”ローソン”があり、嬉しがりの私達は「凄く地味やね。」とか言いながら、ここでしか見られないので記念撮影。でも、目的地はまだその先です。
ガイド誌を見ていてデザートをまとめて掲載しているページで発見した魅力的なゼリーポンチ。またそのポンチを出しているお店の内装がレトロな雰囲気で、YAMA一家の好みな感じです。是非ともここに行ってこのゼリーポンチを食べたいと言ったのはYAMA.Rで、その希望をくんで行くことにしました。
このお店に行くにあたり、ちょっと距離があるので、両親と兄は四条通りに入ってすぐの抹茶パフェなどがおいしいお店に行きました。
目的のお店は鴨川にかかる四条大橋を渡ってすぐの所にあります。そこまで北側の歩道沿いに並ぶ色々なお店をのぞきながら歩いて行きます。すると、四条大橋を渡ってすぐの所に人だかりができていました。何かなと思ったら、バスケットボールを使ったパフォーマンスをしている人がいました。見ている人に声をかけてあおりながら、パフォーマンスを繰り出していました。
目的のお店はそのすぐそこでした。


”ソワレ”にて

ソワレ ソワレ店内の雰囲気
目的のお店の名前は”ソワレ”です。通りから少しだけ北に入る必要がありますが、店先からレトロ感満載です。
ガイド誌を見ると、創業は昭和28年とのこと。建物がその頃のものかどうかは分かりませんが、昔の映画で写る喫茶店の中にいるような雰囲気です。
店内はあまり広くないのですが、2階もあり、今回は2階に案内されました。奥まった所のテーブルに座りました。ここだと2階の全体的な雰囲気がよく分かります。
ゼリーポンチ郡 注文は私と姉が違う物で、あとの3人は同じ食べてみたかったゼリーポンチです。実際の物を見ると、これがなかなか綺麗で食べるのがもったいない感じです。でも、記念撮影をしておいて味を楽しみます。味もなかなかいけます。ちょっと暑かった今日、サイダーですっきりするので気持ちが良かったようです。
ただし、このご時勢にあって禁煙でない為に、すぐ横の席で喫煙している方がいたので、喫煙する者のいない私達にとって、それが不快に感じてしまいました。これさえなかったら最高だったのにというのはYAMAの家みんなの感想でした。


お茶帰りはお土産を探して

すっきりした後で、もう少し四条通りを西に向かって歩いてみました。どんなお店があるのかなというところだったのですが、次の所の予定もあるので、すぐに八坂神社方面へと切り返します。
それでも、気になるお店はのぞいていきました。その中でろ〜るきゃべつは鞄屋で気に入る鞄を発見。思い切って購入しました。私は私で、自分が食べたいと思えるなんだか品のよさげなカルメ焼きを発見し買ってしまいました。
こんな感じでありながら八坂神社に向けて歩いていきました。


JR京都駅へ

八坂神社に戻ってから、車を駐車場から引っ張り出して移動します。行き先は京都駅です。京都駅自身見てみたいと思っていたのと、ここでもお土産を買おうという魂胆です。
相変わらず道路は混んでおり、特に鴨川沿いの南北の道路は車がびっしりな感じです。この時に道路脇に植栽されている、朝見た桜の木を見ると、咲いている花が増えたように感じます。今日は暖かいというか、少し暑いと感じた日でしたから動きが出てきてもおかしくないのかもしれません。
ガラス張りな京都駅 さて、JR京都駅。高さ制限がありあまり高い建物が無い中にあって、ちょっと目立つ建物です。古都京都のイメージからすると間逆な外観で、ガラス張りの全体像は未来的な印象です。建物内を散策してみたい気持ちがありましたが、時間的な制限があって、土産物を販売している一部の所だけの散策になったことが心残りな感じです。みんなそれぞれで必要なお土産を購入しました。


嵐山にて宿泊

豪華な夕食 今日の予定はJR京都駅が最後の行き先でした。後は宿泊先へ向かいます。宿泊先は嵐山の近くにあります。今回は事情があり、名称を伝えることができません。
食事がとても豪華でおいしいくみんな食べ過ぎるくらいでした。とても満足して広いお風呂で疲れを落とし、明日に備えて眠りにつきました。


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