京都&兵庫3人4脚旅行記

当初、神戸に8月末頃行く計画をしていました。それが、8月に入って間もなく、私の休みの関係もあって予定を変更し急遽行こうということになり、さらには行き先に京都を加えることになりました。今回もフリードで行くので、これまでであれば徳島経由で行くのですが、今回は徳島には行かず、別経路で京都まで一気に向かいます。
ちょっとドタバタした感じはありましたが、1泊2日のプチ旅行を紹介します。
(2015年8月7日(金)から8日(土))

icon 8月7日(金) 8月8日(土)


阿蘇の朝

他にも宿泊客はいて、そういった方々がわりと早く動き出したのと、私達は駐車場の関係で出立時間が決まってしまっていたので、YAMAの家にしては珍しくやや早めに動き出しです。
朝食はコンビニで買おうと、まずは身支度です。荷物をまとめたら出発です。


まずは腹ごしらえ

宿の近くにコンビニがあったので、そこで朝食です。ささっと車の中で食べてしまいます。


そして寺田屋へ

寺田屋1 寺田屋2
寺田屋3 寺田屋4
寺田屋5 寺田屋6 ここは伏見なので、昨日の近江屋に続いて、坂本龍馬が定宿にしていたここに行くことにしました。
実は、宿がすごく近くであることを旅行雑誌で見ていて、行ってみようかということになっていました。
さらに、コンビニよりも先に寺田屋に行こうとしていたのですが、通り過ぎてしまったところ、たまたまたにコンビニがあったので、先にコンビニに入ったのでした。
駐車場はあるのですが、まだ施設が開いていなかったので、駐車場を使うこともできず、道路に駐車して写真や動画を撮影してまわりました。
流石に年月の経過による老朽化はいなめず、ようく見てみると少々傾いている所があるようにも感じました。今後の維持はどうしていくのかなと思いました。
とはいえ、屋内には当時の物が残っているのでしょうし、それらはとても貴重ですので、なんらかの形で残していって欲しいと切に願っています。
建物を見ただけにはなりましたが、150年程前には坂本龍馬を筆頭に幕末に活躍した方々が行き来していたことを考えるとこちらもやっぱり感慨深いものがありました。


いざ!世界遺産へ!!

伏見にまで来たのなら行くしかないとばかりに、これまで行ったことがない、宇治にある平等院を目指します。
寺田屋から月桂冠大倉記念館の間を抜けていきますが、ここもここで、昔ながらの趣がある場所で、とにかく大きな建物があり、その間を抜けていく感じでした。
国道24号線に出てすぐに宇治川沿いの堤防上、県道241号線を南下していきます。この道、一応すれ違いできるのですが、所々、ガードレールや生垣がある関係で結構狭くなっている箇所がありました。この道を道なりに進めば平等院が見えてきます。


平等院  icon HP

ナビの案内に従って車を走行させると、いくつかの駐車場と思われる所を抜けて、川沿いにある細い道に入り込んでしまいました。どうもあやしげな雰囲気だったのですが、とにかく進んでみると、やはり行き止まりになっていました。調べてみるとあじろぎの道という所のようです。
行き止まりになったので折り返して近くの駐車場に車を停めました。近くのお店が運営している駐車場のようで、お茶を売っているお店からお兄さんが出てきました。この周辺駐車場の利用料金が統一されているようで、道路脇にあった、コインパーキングも同じ金額になっていました。
平等院入り口受付 平等院の中には南側から入ることになりました。有料ですので、料金を支払って入ります。
入ってすぐ右手に、この場所に似つかわしくない新しい建物がありますが、これは後ほど行くことになるのでその時に。
赤い旧南門 養林庵書院
画像左:旧南門です。  画像右:養林庵書院です。
浄土院 養林庵書院
画像左:浄土院正面から。  画像右:本堂の脇にある浄土院羅漢堂正面から。
赤い南門から進んでいくと、左手に養林庵書院があり、浄土院につながります。ここには蓮の花がいくつか鉢に植えられていて、独特の花を咲かせています。
かすかに鳳凰堂が 鳳凰堂のその向こう
ここを出ると、目の前に鳳凰堂の後ろ側が見えてきます。池の中に建つ朱色の建物に、ドキドキワクワクな感じです。
不動堂 藤原頼政のお墓
画像左:不動堂です。  画像右:藤原頼政のお墓です。
最勝院 進路の途中に不動堂、藤原頼政のお墓、最勝院があります。私はしかと見たのですが、ほかの2人はどうやら見てないようす。さっさと鳳凰堂の方へ行ってしまってます。
表門の方へ回ってもみたかったのですが、2人がそちらへ行かず、先へ先へ行くもので、後で行くかなと思いつつ、鳳凰堂の表側へと向かって歩いて行きます。
その途中に鳳凰堂へ入る為の受付をしている所がありました。なんでも私達が行った時期は、10円玉にあるように鳳凰堂中央の扉が開いておらず、本尊を外から見ることができないようになっており、それに変わって有料で建物内の拝観ができるようにしていました。
拝観するには、決まった時間まで待つ必要があり、ろ〜るきゃべつが受付に行った時には、まだその決まった時間までに結構待ち時間があった為に申し込みをしなかったようです。
鳳凰堂向かって右斜めから 鳳凰堂正面
屋根の鳳凰1対 鳳凰アップ
鳳凰堂向かって左斜めから 鳳凰堂向かってさらに左斜めから
という訳で、拝観をすることなく、鳳凰堂の表側に回って、これまで見てきた10円玉にある建物の本物を楽しみました。池の水が綺麗であれば、もっと美しい景色になるのかもしれませんが、この時期は仕方がありません。2基の金の鳳凰が中央建物の両端にあり朱色の建物に映えます。優雅な建物をしばし観覧しつつ、周囲をゆっくりと歩いていきました。
平等院ミュージアム鳳翔館 平等院ミュージアム鳳翔館出口から
そして最後に入ったのが、平等院ミュージアム鳳翔館です。これまで、暑い中を歩いてきたので、この建物に入ってエアコンが効いて時に、ホッとしたものです。
ここでは、鳳凰堂が作られた経緯やその中の様子や説明を動画で流しています。これをじっくり見てから、次の所へ行こうとしますが、途中に入ってきた外国人(英語圏の方々ではありませんでした。)の方々に、通訳の方がついて回っていたのですが、静かな中にガヤガヤとした感じになってしまい、ちょっと嫌な気分になりました。まあ、仕方が無いかなと思いつつ、続きの動画を見てました。
その後は、鐘や鳳凰堂内にある細々とした彫刻の像についてや、鮮やかに彩色されていた様子を再現していたりと、感動しきりです。
この後は、2階?に上がりお土産などを販売している場所に行きます。私は、内部の写真や説明がされている冊子を買ってしまいました。
で、入ったばかりの時に見た、この場所に似つかわしくないない建物というのがここのことでした。
この建物を出たら、平等院を出て次の場所を目指します。


神戸を目指して

京都での観光を終えて、もう1箇所行きたい場所は、恒例の長田区にある三国志ミュージアム。でも、その前に神戸で”umie”に行こうとしていました。
宇治からだと、まずは京滋バイパスにのります。途中道がはっきりしないので、ガソスタで給油がてら道を聞きました。
京滋バイパスには宇治西ICからのることになりましたが、この際にETCが使えない状態であったのにそのままのったので、次の巨椋ICで一旦降りました。そしてさらに次の巨椋池ICでのり直して京滋バイパスを走行、名神高速道路に入りました。
ところが、途中から結構な渋滞になり、ノロノロ進むならまだいいのですが、停止してしまったり動いたりを繰り返しながら走行の状況になってしまいました。渋滞状況の表示では目的の神戸まで2時間なんて表示があり、これだと昼を過ぎてしまうということになり、”umie”へ行くのは困難な状況になってきました。
この状況が吹田ICまで続いたのですが、そこから先は不思議なことに普通に高速道路として走行することができました。そういえば、吹田JCTで1車線はずらっと車の列ができていたように思います。
順調に走行を続け、阪神高速3号神戸線にのりますが、ここでもまたまた渋滞ができつつありました。そんなことで途中でおりてしまいましたが、どこでおりたのかは忘れてしまいました。
一般道の走行になってからも、やはり車が多い状況に変わりなく、それならより海側を走行するべく向かいましたが、結局こちらも車が並んでいる始末。最終的にはまたま国道2号線に戻りました。
結局時間が結構かかってしまったので、”umie”に行くのを諦めて、昼食を摂るべく南京町へ向かいました。


南京町でシャワーの洗礼

南京町西安門 南京町西安門付近から
これまで何回来たものか。またまた南京町にやってきました。昼食をめざしてやってきているので、あまりウロウロせずにさっさとお店を決めてしまって入りました。
この頃はまだ天気がよかったのですが、食事を終えて出てみると、雨が降っていて、さらに吹き降るほどの雨になったこともあって、辺りは騒然とした感じでした。
幸いYAMAの家は、日傘代わりに傘を持っていたので、これで動ける状況ではあったのですが、流石に吹き降る位になってしまうと、傘があっても辛い状況です。
とはいえ、ここで落ち着くのを待って、貴重な時間を費やしてしまうと、本来の目的地で使える時間が減ってしまいます。雨はそこそこ降っていたのですが、とにかく移動すべく車へと向かいました。


そして長田区の三国志ミュージアムへ

鉄人三国志ミュージアム またまたやってきました、YAMA.Rにとって一番の目的地です。今回で4回目になります。これまでのようにコインパーキングに車を預けて商店街へ向かいます。今回は特にこれというイベントは無いのですが、一番の目的は三国志関連グッズ。ということで、真っ先に行ったのはKOBE鉄人三国志ギャラリーです。店内に入るとレイアウト変更をしたのか、少し様子が変わっていました。
YAMA.Rはここでじっくり品定めをするのかと思いきや、サラっと見てから、三国志ガーデンの方へ行くことになりました。
三国志ガーデン1 三国志ガーデン2
三国志ガーデン3 三国志ガーデン4
デザート こちらにもグッズがあるので、それを見るのが目的だったと思われますが、そのグッズを販売していた肝心の三国志体験館が別のものに変わっていて何もありませんでした。
そこで、すぐ隣にある三国志ジオラマ館に入ります。ここにも少しですが、グッズがあります。とはいえ見てみるとこれというものはありません。ですが、ここで三国志にちなんだデザートがあり、それを食べることになりました。
さらに、腕試しということで三国志のクイズ100問だったと思いますが、これに答え、どれくらいのパーセンテージか忘れましたが、それによって、三国志関係人物のステッカーが何枚か貰えるということを有料ではありますがやっていました。
YAMA.Rとしては、どんな問題なのかというところに興味があったのではないかと思いますが、挑戦してみることになりました。100問もあるので、グッズを買うお店が閉まるんじゃないかと心配しますが、そんなことおかまいなし。時間制限はないので、自分の好きなペースで回答。終わると、スタッフの方から、解答を渡されて、自己採点をするということになっています。
結果98点。スタッフの人もびっくりしてましたが、おおむね60点から70点のようで、ここまで正答する人はほとんどいないようです。YAMA.Rの三国志への入れ込みようが分かります。
時間を結構使ったので、グッズを購入すべく、KOBE鉄人三国志ギャラリーへ戻ります。
店内の様子が変わっていたのは、上のグッズを置いていた所がほかの施設に変わってしまった関係だったようです。そちらに置いていたグッズをこちらに下ろしてきたとのこと。ここにしか無いので品定めに入ります。
YAMA.R的にはこれというものが無かったようですが、それでもいくつか購入しました。


こちらも恒例の三井アウトレットモール

長田区を出発して、次に向かったのが三井アウトレットモール。ろ〜るきゃべつが服を買いたいということで行くことにしました。今回の道中は比較的スムーズに流れてお店に到着です。
ろ〜るきゃべつが服を見るという間に、自分達も見てみます。そんなに欲しい物はありませんが、1つ買っておこうかとTシャツを購入しました。また、YAMA.RにもTシャツを購入。そしてろ〜るきゃべつはというと、気に入る物がなかったようで購入せずに終わりました。
ここでもお土産を販売しているので、見に行くと、結構良い物(自分達が食べたい物)があって購入してしまいました。


夕暮れの明石海峡大橋を渡る

三井アウトレットモールを出る頃には、徐々に太陽が沈み夜に変わっていきつつありました。
この状況の中、高知に向けて、これまでのように、垂水JCTから神戸淡路鳴門自動車道にのろうと、国道2号線から県道488号線に入ります。そして、またまたお決まりのパターンで途中のガソスタで給油です。
神戸淡路自動車道にあがり、トンネルを抜けると、明石海峡大橋に入っていきます。西方面を見ると、赤く染まり美しい景色を創っています。この時間帯の走行は格別にいい雰囲気を感じられると思いました。


淡路SAにて

淡路サービスエリア 観覧車
夕食の時間帯になったのと、もう少しお土産を購入するのとで、淡路SAに入ります。
以前にもここで食事としてラーメンを食べたことがあるのですが、これが結構おいしかったんです。それがあったので、安心して夕食の場所をここと決めることができています。
食事をして、お土産を買ってから高知に向けて再出発です。


闇を切り裂いて進め!

今回の夜間走行においては、少しトラブルを抱えての走行になってしまいました。
運転席側のヘッドライトのロービームが点滅した後に消えてしまうというものです。症状は以前からあるにはあったのですが頻度が少ないものでした。
再点灯で復活をしますが、少しすればやっぱり消えてしまいます。しかも、点灯時間が長くなればなる程、その間隔が短くなってきました。
片眼で、特に運転席側が消えてしまうもので、かなり辛い状況ではありましたが、極力ハイビームを使いながら走行をしていきました。
神戸淡路自動車道を走行しはじめて、左手に海が広がる所で、前方に花火が上がっているのを発見。少しではありますが、夏の風物詩を味わった感じです。
花火を横目に徳島方面に向かって走行し、四国に入ってから高松自動車道に入り、板野ICで下道におりて、藍住から徳島自動車道にのります。
途中SAなどで休憩することなくひたすら西進して、川之江東JCTで高知自動車道にのりかえて、今度はひたすら南下。いつもの南国ICで下道におり、自宅へ向かいました。


旅の終わりに

予定を変更して急遽行くことになった今回の京都・神戸行きですが、高速道路や京都での観光先などに未体験のことがいくつかあり、新鮮な旅行になりました。
今回は往復とも中継地点を経ずに目的地まで行っているので、若干しんどくはありましたが、それでもなんとかなるということも分かったので、今後の行き先として、京都も十分に考えられるなと思います。京都はまだまだ観光したい所がたくさんあるので、さらに今後への期待を込めて京都&兵庫3人4脚旅行記は終わりとなります。


icon 8月7日(金) 8月8日(土)