徳島県

四国の東の真中にある高知県のお隣です。四国三郎と呼ばれる吉野川が、県の中央を西から東へ流れています。鳴門から淡路島を経て本州に接続してます。
YAMAの印象は四国内では一番遠い所という感じ。高速道路ができてある程度は印象も変わりつつありますが。あとは、鳴門の渦が有名でしょうか。
それから忘れてはいけません。阿讃サーキットがあるのもこの県になります。


徳島県立渦の道  icon HP

徳島の渦と言えば、鳴門市にある鳴門海峡にかかる鳴門大橋の下の渦潮です。
私は知らなかったのですが、案内をしてもらった、徳島出身の義理の兄が、もともとこの鳴門大橋には新幹線が通る予定だったと教えてくれました。
実際は通ることなく現在に至って、そのスペースを生かしてこの渦の道ができています。
渦の道 ロープウエイと街
私は高所恐怖症なもので、一歩橋に出ると怖くてたまりません。この道は両サイドガラス貼りで、上方は隙間が空いているので、下の海が見えるし、風がビュービューと入ってきます。また、所によっては、床に隙間があって、そこから下の海が見えるもので、気が気じゃありません。
こういう所の場合お決まりな物があります。
床の一部をガラス貼りにしてあります。
このガラスの上には当然立てない私。横から眺めるのが精一杯です。
床のガラス窓 鳴門大橋
ここに来たのは当然渦潮を見る為ですが、結局渦の巻く間の時間となってしまい、お目にかかることができずでした。
時間を調べて無かった為にこんな事でした。残念。
とはいえ、海の流れが速いのは分かりました。まるで川のように流れができていましたから。
2009.9.22(火)新規


眉山

眉山案内 ロープウエイと街
徳島といえばまず出てくるのがこの眉山ではないでしょうか。どんな場所か全く知らずに行ったのですが、興味のある物は何も無いという感想。
ただ、景色はそれなりに良かったですね。吉野川があって、そこに広がる街。夜景はかなり綺麗そうだという印象を持ちました。
今回車で上まで来ましたが、ここにはロープウエイがあります。乗ってないのでどうなのかは全く分かりません。
展望休憩施設(食事できます。)、パゴダが主な施設としてあります。
2009.9.22(火)新規


とくしま動物園  icon HP

動物園入り口 徳島市内からだと、大きな道だと国道55号線を南下することになります。
四国内の動物園では最大とうたわれています。駐車場もいくつかあるようで、この時点でちょっと迷い気味です。また、今回は時間が遅くなって行けなかったのですが、隣接で植物園や遊園地もあります。こちらは入場無料らしいです。
で、駐車場に車を入れる際は有料になります。
入園してすぐの所に売店があって、いきなり物色。マスコット類、お菓子類そこそこありますが、何分暑くて私などはすぐに建物から出てしまいました。
さて、園内は大きく5つ、温帯、熱帯、サバンナ、寒帯、こども動物園と別れています。
休む鳥 一応順路どおり回ったつもりですが、まずは温帯で鳥類の居る所、フライングケージに行きました。
いわば大きな鳥籠です。2重の扉を通り抜けて中に入ると、いきなり大きな鳥(名前が分かりません。(汗))が木に止まっている様子が見られました。また、色鮮やかな鳥もいたりで楽しませてくれます。
レッサーパンダエゾヒグマ
次にニホンジカがいて、温帯プロムナードになりますが、ここにはレッサーパンダが居ます。立つところは見られませんが、まさにぬいぐるみのようなかわいさです。その他あまり印象に無くでした。
エゾヒグマの所ではとにかく大きいという印象だけでした。
ワオキツネザル 熱帯では、まずはお猿さんの居るモンキープロムナードになります。
一番気になったのはワオキツネザル。檻の近くにある草のところに手を伸ばして一生懸命なんだかしようとしてます。その仕草がかわいらしく見てました。こちらではあんまりこれというものが残っていません。ここでの人気者はチンパンジーだったようです。
ゾウ トラも見て、高知には居ないゾウの所へ行きました。水浴びをしてました。自分達もしたいと思える程暑くて、なんぼか気持ちがいいだろうなと見てました。
鼻で水を汲み取って飲む姿を何度も見ることができました。よっぽど喉が渇いていたのでしょうか。
キリン 3つ目のサバンナでは、ミーアキャットが出迎えてくれます。ライオンを見て、つぎに共存のゾーンがあって、こちらにはキリンとかカピバラ、シマウマがいます。キリンは見る場所とは反対側の草木が茂る方に居て、草を食っているが為にあまり近くに来てくれなくてちょっと残念でした。カピバラもしかり。
シベリアオオカミトナカイ
寒帯では、シベリアオオカミが真っ先に見られます。ホッキョクグマ、トナカイ、アンデスコンドルと続きますが、あまり印象に残らずでした。
最後に、こども動物園へと行きます。ここでは、ヤギ、ヒツジ、モルモットに触れ合うことができます。その他、ラマなどを間近で見ることができますが、なぜか九官鳥がいて、この子が結構お話をしてくれて、それが面白く感じました。徳島の動物園にまで来て結局九官鳥ってどういうこと?
他に広場もあって、弁当持ちで来てもいいのかもしれません。特に小さい子どもさんがいれば、動物に触れることのできるこども動物園はいいんじゃないかと思います。実際ここに、多くの子どもさんが居たようにも感じます。となりには遊園地もありますしね。
お土産にはぬいぐるみを買いました。
2009.9.22(火)新規


とくしま植物園(都市緑化植物園)

動物園の隣の遊園地の横の道路を抜けていくと、高台にこの植物園があります。
管理施設のような建物がありますが、行った時には閉まっていました。
植物園というと私のイメージでは有料で、それにまつわる展示物があったりするかなと思うのですが、ここは公園の中に色々な植物を植栽してあるという感じで、あまり植物に関する込み入った説明のような物は一切ありません。
そこがちょっと拍子抜けしたところで、ややがっかりかなみたいな感じだったのですが、高台にあるもので、動物園とか遊園地とかの全景を見ることができまっす。
植物園と構えず、ゆっくりするついでに植物にはどんな物があるのかなというようなスタンスでいけば拍子抜けも無いでしょう。
入園料は無料。トイレ、自動販売機ありました。
2009.9.22(火)新規


徳島県立あすたむらんど徳島  icon HP

今回は南国ICより高知自動車道に乗って、途中池田JCで徳島自動車道に乗り換え藍住ICで降ります。
ここから県道1号線を北に進み広域農道に入り、”あすたむらんど徳島”に到着したと思います。(徳島に詳しい方に先導してもらった為、どの経路を通ったのかはっきりと覚えていません。)
入り口 ”あすたむらんど徳島”への入園は無料となっているので、ゲートからの出入りは自由ですし、園内を歩いたり、幾つかある大型の遊具で遊ぶなどもでき、家族連れなら1日中遊べます。
また、広い園内の移動を兼ねた乗り物として唯一、吉野川下りというものがあります。
乗り物に乗って水上をゆっくりと流れて行く物で、その道中にいろいろと作り物をしているのですが、いずれもかなりチープな感じです。とはいえ、途中、少し高い所から勢い良く下る所が2箇所程あって、これは少し濡れてしまいますが気持ちの良い物です。
あまり期待をしていなかったせいか、思いの他ゆる〜い感じの良い印象の乗り物だったと思います。
この他、施設も幾つかあり、楽しみながら勉強することができるように工夫されています。
子ども科学館
子ども科学館入り口 一番大型の施設で、この中にはプラネタリウムがありますが、これが四国で初めて導入されたデジタル式の機械になっているとのこと。
放映時間50分となっていて、対象分けして2種類の内容で放映されていました。
時間を決めて、先に席の確保の為にチケットを購入しておきましょう。定員になれば締め切りとなりチケットの購入ができなくなります。
実際の放映では、プラネタリウムそのものもありますが、映像と連動して動かすものもあり、その映像の綺麗さと、放映できる星の数の多さに感動しました。
プレネタリウムなんてと思っていたのですが、これはこれで感動できますし、星座やその星座のできたいきさつなどを教えてくれるので、そういった部分での学習になります。
ここにはさらに別棟で、体験型の施設もあります。
展示館があって、その周囲に3つテーマ”科学技術と人間”、”生命と環境”、”宇宙と地球”で別れていて、それぞれで自分の体を動かして体験することができます。
なぜか真っ暗な中の迷路などもあったり、アナウンサー体験できたり、月の重力体験などなど、細々といくつもの体験、学べる物がありました。
また、この施設外にも遊歩道的な所に科学をちりばめた設備があったのですが、そちらの方はごく一部だけ見て終わりました。
プラネタリウムと展示館を楽しむのは有料になります。
冒険の国
わんぱく砦 ウォーターパラダイス
大きくは”砦”、”山”、”水”を主体とした遊べる所があります。
まずは”砦”ですが、”わんぱく砦”といって、大型の複合型の遊具になっています。結構大きな遊具で、子供達にとっては大型の基地みたいな印象を受けるのではないでしょうか。あちらことりといったり来たりで、YAMA.Rもかなり遊ぶことができていたようです。
次に”山”ですが、こちらは”ワイルドマウンテン”というようですが、ショベルカーのショベルのような物に少しずつ水が貯まっていき、貯まりきったら凄い勢いで水が流れ出す、そんな物のある小さな山で、その周囲に狭い迷路があったりします。
そして、”水”ですが、ここはプールとまではいきませんが、中に入って遊べる所で、”ウォーターパラダイス”というようです。9月ぐらいだとまだまだ水に入って遊べます。そして、その水を使った小さな遊具がいくつかあります。こちらは水着でなくても遊べる物もあります。
2009.9.21(月)新規


祖谷のかずら橋

祖谷のかずら橋 高知市内からは国道32号線を北上して行けますが、高速道路を使用して大豊ICで降り、国道32号線を北上するのが一番行き易い行程でしょう。
大豊町を過ぎ県境を越えてから間もなく、JRのおおぼけ駅近辺で案内板が出現し右折となります。県道45号線から途中県道32号線に入ります。比較的道路は綺麗で、到着寸前の所にも新たな道路ができたのか片側1車線の綺麗な道路のまま、以前は無かった新しい建物”かずら橋夢舞台”の所まで到達します。ここから”かずら橋”までは大して距離がないので、今回はここに駐車して”かずら橋”に向かうことにしました。
いやけいおおはし ようこそ
碑 かずら橋
徒歩5分もかからなかったと思います。すぐに”かずら橋”に並んでかかっている”いやけいおおはし”の所に到着します。”かずら橋”は一方通行で、向こう岸から渡ってくるようになっているので、この橋を渡っていき、右折れして細い未舗装の小道を歩いていきます。その先に料金所があり、そのそばから渡れるようになっています。
かずら橋渡り口 かずら橋こんなです かずらと下の川
かずら橋 かずら橋から下の川を望む
かずら橋対岸から 入場料金は大人:550円、小人(小学生):350円となっていました。大人3人の料金を支払い早速に橋へ。渡り始めの場所で多くの人が記念撮影をしてます。
さほど高い場所にあるわけでもなく、長さも短い橋ですが、一歩足を踏み出せばやっぱり怖い。足元から下の川は見えるし、橋全体が揺れるし。どうしても手摺から手を離して渡って行こうという気にはなれません。それでも、勇気を出して、また落とさないように注意を払いながら、ビデオカメラによる動画や、スマホでの静止画撮影。とっても緊張しました。無事撮影もでき、ジワジワと向こう岸にたどりつくことができました。今回ろ〜るきゃべつが一番先に渡り切り、私が2番目、そしてYAMA.Rが最後に渡り切りましたが、YAMA.Rにとってはこれが吊り橋初体験。やはり怖かったようです。それでも、撮影を試みようとしてました。
これはこれでちょっとドキドキな体験ができます。ただ相変わらず芯には金属製のワイヤーが入っていますが。
2020.2.1(土)追加

高知市内より国道32号線を北上(高速道路を使っても行けますが、高速代が高い!! ちなみに大豊インター降りるの方がいいでしょう。)大豊町を過ぎ県境を越えてから間もなく、JRのおおぼけ駅近辺で案内板が出現し右折となります。あとは道なりに進んでいくと、これまた”かずら橋”だよと教えてくれる看板が出現し、かずら橋の存在を教えてくれます。
とにかく案内に従って進むと、見えてきましたかずら橋が。長さ45m、幅2m、シラクチカズラと丸太を使って作られた(実はそれだけではないが..)高さ14mの所に架かる吊り橋です。
渡り始めると、これがユラユラ、ユラユラ。やっぱり吊り橋です。また、足元を見ようものなら、丸太の間を通して下の川の流れが良く見えたりします。これまた恐怖。でも、下を確かめずにはいられません。橋は割と余裕のある幅でなおかつ一方通行なので、ある程度ゆっくり進んでもいいでしょう。帰りは近くにかかる現代の橋を使って帰ってくることになります。
また、下の河原の方へ降りることもできます。こちらで、川に入ってみたり、河原でまったりとした時間を過ごすのもいいでしょう。
かずら橋入場料大人(中学生〜):500円、小学生:400円。
駐車場有料、無料いくつかあり。それぞれの所によって、食事をすれば無料とか、本当に無料、無人でポストにお金を入れて(ちなみに私はこれ、200円でした。)とかいろいろあるので、きっちりと選びましょう。ちなみに、村設営の無料駐車場がありますが、ちょっと離れてます。
自動販売機あり、食事処あり。やっぱり祖谷そばがいいんでしょう。
ちょっと高いところから 料金所前。さあ、渡るぞ!!
現代橋からかずら橋を 河原からかずら橋 怖そう〜!
河原にはこんな大きな石が.. 河原から見えるびわの滝
2002.9.8(日)新規


かずら橋夢舞台

かずら橋夢舞台 正に部隊
祖谷川の形成する祖谷渓の崖にはいつくばるようにこの施設の建物が建てられています。その足場は人工物ではありますが迫力のある景観を作っています。この部分には駐車場があるようですが、今は工事中だった為入ることができませんでした。しかし、その代わりというか、この時期の問題か、有料のはずの駐車場が無料でした。
店内 ガラス張り
この建物は川に面する側はガラス張りで、カウンターが設けられていて、祖谷渓を見ながらくつろぐことができます。祖谷の特産物を中心になぜか、隣県の高知県も含めてお土産が販売されていました。
行ったのがお昼時だったので、この中にある食事のできる所で祖谷ソバなどを食べました。
2020.2.1(土)新規


琵琶の滝

料金所前。さあ、渡るぞ!! ”かずら橋”を渡った所から、”かずら橋夢舞台”の方へは行かず、反対側に歩いていくと、すぐそこに滝はあります。
あまり大きくはないのですが、こんな道路の際にあるのはちょっと不思議な感じです。
2020.2.1(土)新規


祖谷渓の小便小僧像

ガラス張り 今回は”かずら橋”方面から現地に向かいました。県道32号線を国道32号線に向かって走行していきます。途中で県道45号線に入るかというところで、”祖谷渓方面”はこちらというような案内が出ます。これに従って進むと小さな集落に入って行きます。一旦T字路になったところを左に折れていきますが、ここからがらしい案内がないので不安になってしまいます。この道路は県道32号線になっており、道なりに進んで行けば先に祖谷渓のひの字渓谷を見ることができますが、現れるのは不意になるのでよく景色を見ている必要があると思います。
さらに進んで行くと、道路脇に車が停まってると思ったらその先に”和の宿ホテル祖谷温泉”が現れます。それでも先に車を進めると、不意に道路のガードレールの渓谷側に立っている小便小僧像が目の前に見えてきます。
小便小僧1 小便小僧2 小便小僧3
このすぐ脇に車を停められるだけのスペースがあるので、ここで車を降りて、小便小僧像が立っている所を見てみると怖い怖い。道路から渓谷側にちょっと突き出した岩の上に立っています。下はすぐ崖です。
この小僧にお参りをするのか、周辺にはお賽銭と思われる硬貨が散乱しています。
当初、家の1台だけだった車が1台増え、さらにもう1台増えと、スペースの無い所に集まってきたので、ここを去ることにしました。
2020.2.1(土)新規


冒険と怪奇の洞窟めぐり

かずら橋の架かる川の脇に怪しげななんともいえない感じのその看板はあります。その看板はこの冒険と怪奇の洞窟めぐり宣伝用の看板なんですね、これが。
かずら橋を渡って左に曲がりごんごんと道を進んでいくと(車でも徒歩でも可。)、途中宿があったりしますが、段々と寂しげな雰囲気になってきます。その進みきった、林道に入る手前にこの施設があります。
個人の方が私財を投げ打って作ったというこの施設。入り口からすでに洞窟のような雰囲気になっていて、大きな洞窟の中でさらに小さな洞窟に分かれます。その構成は天国と地獄になっており、地獄の方がやや長くて手前にあります。
てなわけで、地獄からいくと、長いと言ってもそんなに何百mもあるわけじゃあありません。せいぜい10何mかな。通路の脇になんちゃらの罪とかいうことで、人形とともにその説明を書いてありますが、この人形がとっても素人・メイド・ライク。暗過ぎて歩くのが怖いという所があるものの、この人形達自身に恐怖をいだくようなものはありませんでした。
次に天国ですが、こちらはとっても短くってなんだろうという感じ。実は18歳禁になってたりします。なぜか..? 見ての楽しみということで。(でも、期待してはいけません。)ここには、四国で唯一?という大仏、お山大仏があります。大仏といっても、奈良や鎌倉にあるような大きなものではなく、せいぜい人の1.5〜2倍程度の大きさの物です。
見るのはこれだけです。洞窟を抜けるとなんだかお屋敷がありますが、妙な石造群があってみたり、いのしし、お猿、ウサギが狭い檻で飼われている程度でしょうか。
入場料大人:600円です。子ども忘れました。
自動販売機など無いので、飲み物、食べ物を持参するのを忘れないように。
河原の脇の妙な看板 入り口も洞窟 お山公園なのか?
四国でただひとつの大仏?!
2002.9.8(日)新規